
家電せどりについてこれまでは初心者向けの内容について解説していきました。
ワゴンセールを狙って小物を得ること、ポイント差額の利益からまずは狙っていくこと、セールが仕入れの中心になることを紹介していきました。
今回はそうした初心者の領域を出て高額な家電商品、電子機器のせどりについて詳しく解説してみたいと思います。
高額かつ新商品は海外からの需要あり
家電せどりでは仕入れる商品一つ一つが高額になります。仕入れにかかる元銭は沢山必要になりますが、その分得られる利益は非常に大きくなる可能性をもった商材でもあります。
電子機器系の商材でも特におすすめなのが、ノートパソコンやデジタルカメラといった商品です。こうした商品は日本製のものが海外でも広く認知され流通しているので、需要は日本のみならず海外にも発生しています。
そのためこうした商品は例え日本側の買取価格が販売価格よりも低くても、海外の相場が販売価格よりも高くなっている場合があります。ですので、海外向けの販路を持っている買取店を使うことが出来れば、家電せどりの可能性は大きく膨らみます。
海外の販路のそのほとんどは中国や香港です。東南アジアやアフリカ向けもありますが数は非常に少なく、欧米向けもあまりありません。基本は中国向けと考えてください。
海外販路を持つ家電買取店の場合は、大体が中国人が経営しているところが多いです。日本人で経営しているところもありますが、新興の買取店が多いのが特徴です。中国の富裕層へ向けたショップとの繋がりを持っているため、購買力のある顧客を持っています。
わかりやすい例としてある買取店のHPの画像を抜き出してみました。これは都内にある買取店ですが、近所の大型家電量販店のチラシを参考に、その週のセール品から販売価格と買取価格を併記して利用者へ提供しています。大体どれも1万円は利益の出せる商材になっています。
その他には、根強い中国からの需要でベストセラーになっているのがKindle paperwhiteです。こちらはほぼ必ず1000円の利益を上げられる家電製品としてここ1,2年定着しています。こちらもノートパソコンなどと同じく、中国からの需要で販売価格よりも高い買取価格を付けています。この価格はある程度旬が過ぎた最近でも維持しており、気軽なせどり商材として知られています。
このように中国向けあるいは海外向けにその販路が確立されている商材は、利益が出しやすくなっています。パソコン、カメラ、炊飯器や電子レンジといった生活家電、スマートフォンなどは、国内の買取相場よりも上の価格を付けることが珍しくありません。
家電せどりは国内向けの商材をセール品で安く探すよりも、海外向けに卸せる商材を狙って購入していったほうが、簡単かつ高額に売ることができますのでおすすめです。次回はこうした海外向けの商品を買い取ってくれる買取店の特集をしてみたいと思います。
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