
せどりや転売で副収入を稼ぐというのは、何も国内の商品には限定されません。海外の商品もせどり的扱いのできる恰好の商材と言えます。
海外商品を輸入転売(輸入販売)するのは、国内向けの商品と比べても競争率が低いため売れやすく、ある程度高額な金額を付けていても簡単に売れてしまいます。
販売する商材を間違わずに売れるものを仕入れれば、国内の商品をせどるよりも労力が少なく稼ぐことのできるジャンルでもあります。今回は初心者が比較的簡単に利益をあげられる海外輸入商材を具体的に3つ紹介します。失敗が少なく、損失も少ないジャンルのものを選んだので参考にしてください。
海外輸入をするべきところ
まずは具体的な商材の話に入る前に、輸入商材を手に入れる場所について紹介しましょう。詳しくはまたこの話題専用のトピックスを用意しようと思いますので、ここでは簡単な紹介に済ませておきたいと思います。
海外からの輸入商材を個人で仕入れようとした場合、最も使いやすいのは通販サイトです。例えば海外Amazonやebay、中国で展開しているtaobaoなどがその候補になるでしょうか。
こうした通販サイトですと、送料も関税も低く購入できるので、利益を出しやすくておすすめです。またトラブルも少なく、万が一の場合にも解決策がネットに溢れているので安心感はその他の通販サイトよりもあるでしょう。
狙うべき商材は3つ
こうした通販サイトで、狙うべき商材は以下の3つです。これらは利益を上げやすく、需要もしっかりある商材なので、失敗が少なくて済みます。以下でそれぞれの商材の特徴を見ていきましょう。
ブランド品(差額のあるもの)
洋服やバックといったブランド服飾品は、海外の価格と日本の価格で差が大きくあるため、個人輸入でもしっかりとその差を使って稼ぐことが出来ます。メジャーなものだと「ルイヴィトン」や「グッチ」といったブランドですね。マイナーなものだとゴルフ用品の海外ブランド品も個人輸入から儲けをだすことができます。
海外製のブランド衣服、バックやアクセサリーというのは、偽物・海賊版というものが出回っていますので、信頼できるショップでの購入が必要になります。かといっていきなりそんなことを判別することはできないと思いますので、まずは各通販サイトで出品しているショップの購入者評価をよく読んでから仕入れに踏み切りましょう。
仕入れたものをオークションやAmazonなどのマーケットプレイスに出品するときは、海賊版保証を設けておき万が一偽物を売ってしまった時に返品対応できるよう準備しておきましょう。海賊版だった場合は、仕入れ値に近い価格で海賊版を明記のうえでオークションに出すと、あえて海賊版を狙っている人に売れることが多々あります。
ただこれは万が一の場合ですので、なるべく最初の購入先をよくリサーチした上で購入するようにしましょう。一度信頼できる購入先ができると、そこから継続して仕入れることができるので、利益を長期間にわたって出せる財産となるのでここは手を抜かないようにしましょう。
ディズニー系(日本未発売品)
ブランド物の一種として、ディズニーブランドの商品も非常に安定して売れる商材です。こちらは日本未発売の商品も多く、そうした商品を狙って海外輸入すると国内で高値で売ることができます。特に日本においてはマイナーディズニー作品のグッズは、一定の期間がすぎると新商品がなかなか出てこないという特徴があるので、そうした商品を選んで輸入していくと在庫を抱える暇なく売れるでしょう。
あとは最新作の新グッズを中心に仕入れるやり方です。日本だとストラップなどは人気商品として多く出回りますが、フォトスタンドなど海外では人気なのに日本では人気がないゆえにラインナップ化されていないものもあります。そうした日本で出てきていないグッズで最新作のキャラクターを使ったものを選ぶといいでしょう。
あとはフィギュアですね。60㎝以上のフィギュアだと日本においては急激にバリエーションが減っていきます。海外ではそのサイズのキャラクターフィギュアが揃っているため、仕入れ商材としては最も分かりやすいものになるかもしれません。ただフィギュアは状態にこだわる人が多く、箱が潰れていたりやぶれていたりすると、クレームの対象になることがよくあります。このフィギュアをせどる場合は、箱の状態なども細かく商品説明に書いておく必要があります。
ノーブランドの中国製(言い値で価格設定が可能)
初心者にとっては実際ハードルが高めなのですが、いい商品を見極めることの出来るセンスを持っている方には、この方法は膨大な利益を上げることが出来るかもしれません。
中国にはノーブランドながら一定の品質とデザインを備えた商品が多数存在します。こうした製品は日本円にして一つ数十円から数百円で仕入れられます。これらの商品で日本に流通していない商品をうまく選出出来れば、日本での販売価格をほぼ言い値で決めることが出来ます。
商品自体の魅力はもちろん、商品説明で魅力的な部分をしっかり伝えることが出来れば、日本で知られていない商品でもしっかり売れるものになります。価格も自分でつけることが出来、競争があまり起きず利益の調整が出来るゆえに楽しみながら売ることが出来ます。
ただ注意しないといけないのは、こうした商品は1つあたりの仕入れ値を抑えるのに、大量購入が必要になります。そのため商品の見極めが甘く、売れる商品を仕入れることが出来なかった場合には、大量の在庫を抱えてしまうことになります。この点はある程度輸入転売になれていないと、パニックになりかねないので、別の商材を使ってコツを掴んでから参入するのが良いでしょう。
もちろんこれ以外にも利益の出せる商品はありますが、需要が一定以上ありリスクの少ない商材となると今回紹介しているものが群を抜いています。まずは海外から商品を購入することについて、低リスクで慣れるためにもブランド物やディズニー系、中国製の低価格商品を購入してみるのが一番堅実なやり方だと思います。
具体的な各通販会社を利用した購入方法や、Amazonを使った販売方法についてはまた別のトピックを書く予定ですのでお待ちください。
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