
2014年の夏に子供達の間でブームになっている「妖怪ウォッチ」が大人たちの間でも話題になりました。
それは「妖怪ウォッチ」の関連グッズの転売問題です。定価数百円の小さなメダルが、オークション上では数千円から数万円という非常に高額な価格で取引されるようになり、多くの大人が大量購入してしまい肝心の子供達には手に入らない稀少グッズになってしまいました。
子どもたちが本来ターゲットになっている商品が、大人たちの商売の道具、それも転売という形で利用されてしまっていることに、批判めいた論調が出て来ていました。
ですが、実際のところこうした稀少グッズになるおもちゃは、利益をあげることが出来るため、転売せどりな商売では基本中の基本となる商材になります。
今回は世間からの批判を省みることなく、おもちゃ系の商材のせどりテクニックについて紹介してみます。
子ども向け商品の商材候補
妖怪ウォッチ
何よりも今勢いがあるのは妖怪ウォッチでしょう。
定価の安い小さなメダルが、数百円から数千円、ものによっては数万円という常軌を逸した価格で取引されていました。オークションでの取引や、買取店での扱いが容易であったため、子供のいる普通の主婦の方々が転売市場に参入して来ました。ランダム性の高い商材ではありましたが、高い取引額で稼ぐのも簡単でした。
ただおそらく今後このような熱狂はしばらくはないかと思われます。というのも、やはり今回の騒動で保護者側が疲弊しているということ、そして転売を避けるための対策が販売元や店舗で広がることが予想されるからです。
ブームもどこまで続くのかが読めないため、大量購入などの仕入れは危険です。そういったことをして儲けたい場合は、家電せどりなどに参入したほうがいいでしょう。
変身グッズ
仮面ライダーやヒーロー戦隊ものの変身グッズがおもちゃ系だと安定して利益を出すことが出来ます。といっても流通が安定するまでの短い間ですが。
特に仮面ライダーはここ10年ぐらいメインキャラクターの変身グッズが、安定して購入金額以上の価格でオークションで売買されています。
変身グッズは本当に放送初期かつ商品の発売直後でないと利益は出ませんが、毎年のように確実に利益が出る商材としてせどり系では人気が高いです。
海外展開しているキャラクターもの
日本で開発・発売されているキャラクターグッズの中には、海外でもキャラクター商品を展開しているものもあります。これを海外向けに販売することでも利益をあげることが出来ます。
例えば日本においては、ディズニーグッズというのは、日本未発売のものを輸入して販売すると利益を出して稼ぐことが出来ますが、これと同じことが日本から海外向けにする事が出来ます。
海外のAmazonなどにマーケットプレイスとして販売拠点を構えるたり、国内のAmazonで海外発送対応としておく事で販路が広がります。
女児向けの人形
女子児童向けの人形なども時に定価以上に取引される事があります。何故ならばこうしたジャンル、リカちゃん人形やシルバニアファミリーといったものは、女子児童のみならず大人の女性も購入する確率が高い商品です。
ですので限定商品などを集中に仕入れていくことで、子供のいる保護者のみならず大人の女性にも売ることが出来ます。また、定価割れした商材も数年おくことで価値が再燃する確率の高い商材でもあります。
子ども向けおもちゃ系の商材としてはこのようなものがあります。ブームものが稼ぎやすいものの、ブームを過ぎた場合は再度利益を出せる相場に戻る商材というものはあまり存在しません。ですので手を出すリスクの割には稼ぎにくいので、得意ジャンルであるということでなければあえて参入する必要はないかもしれません。
しかし一度強大なムーブメントが起こると、短期間でまとまったお金を稼ぐことが出来るので、その日に備えてこのジャンルに慣れておく目的で妖怪ウォッチなどに参入しておいたほうがいいでしょう。
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